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橙かなこ
こんにちは。
だいだいかなこと申します🍊

日常のをかしきことを書いています。
生き方。旅。創作。に夢中です🫧

挑戦と勇姿と健気さと


わたしは週に1、2回
学童で子供たちを見守る役をいただいている。



おとといの夕方
「明日台風が来たら学校が休みだ!」と
はしゃいでいたあの子たち…
昨日も元気に登校したことだろう。





この学童では夕方になると
「もうすぐ終わりだからおもちゃとか片付けてね」という旨の全館放送を
班の中の誰かが担当するという鉄の掟がある。



放送を担当する班の上級生が休みでいない場合、
代わりに誰がやるかで下級生同士のなすりつけあいが始まる。






この日、お当番になった小2の女の子はどうしても放送をやりたくなかったらしく、
私の前を16時ごろからうろちょろうろちょろして
モジモジくねくねしていた。



あんまりクネクネしているので
私は女の子に「Aくんに代わってもらったら?」と提案してみた。






Aくんはレゴに夢中で「いや」と断った。
しかしAくんと一緒にレゴで遊んでいたBくんが「オレ、やりたい!」と申し出た。



AくんはBくんに「めんどくさいからやめとけ」と言った。
B「そうなの?」
女の子「ううん、楽しいよ!」
A「じゃぁ自分がやればいいじゃん」
女の子「うーん、でもやりたくないの」
A「あぁ…今日はそういう気分ってこと?」
女の子「そう」
A「あるよね」


あるんだ。
大人みたいな会話してらぁ。






Bくんに放送をやったことがあるか聞いてみたら初挑戦とのこと。
子供の「やってみたい!」に触れると、いつも私は自動的に笑みがこぼれてしまう。
これは初老になると自動的に搭載される心のシステムかなんかなのだと思う。
挑戦は尊い。







時間になったので先ほどの女の子と一緒にマイクのある部屋までBくんを案内した。
立派にハキハキとした大きな声で放送をやり遂げたBくん。
私は部屋の外で放送を聞きながら
よそのお宅の子だけど、誇らしく嬉しい気持ちになった。
放送を終え部屋から出てくるBくんの颯爽さは
坂口健太郎かと見紛うほどだった。






その後5分もしないうちに
Bくんのお母さんがお迎えにきた。





Bくんのお母さんが来たことを知った女の子が私に向かって
「あー!Bのママ、もう少しお迎えが早かったらBの放送聞けたのにねー」とキラキラしながら残念そうに言うもんだから
キラキラと残念て共存できるんだと驚いた。





私の驚きはさておき
子供のママへの健気さは、微笑ましい。
みんな愛されたいし、褒められたい。
まだまだ真っ直ぐな方のやつ。




Bくんはレゴのお片付けに時間がかかりそうだったので
私は女の子と一緒に今日のBくんの立派な勇姿をありったけママに伝えに向かうことにした。




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